野崎 正蔵 コラム

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6/15 田代ダム、水利調整会議、新幹線新駅の会見部分
2022年06月20日
(記者)
田代ダムの件がちょっと出たのでお伺いさせていただきます。
前回の田代ダムの水利権の更新の件でございます。
水利調整協議会の議事録等がインターネットが上がっていないんですけれども、そのまだちょっとよくわからない部分もあるんですけれども、少なくともその会議があった2015年時点でリニアの工事に伴う大井川の水流出への懸念が出ていたわけですけれども、県として東京電力に対しては、リニアにおけるこの水流出の懸念があることや、その点を考慮して欲しい旨は伝えたのでしょうか。いろいろな権利や調整があること、水利権が難しいことは重々承知ですけれども、まず事実としてその旨を伝えたのでしょうか。

(知事)
いいえ。

(記者)
それは何故でしょうか。今手元に会議録の写しありますけれども、委員からはリニアについて一言も触れないでいいのか疑問に思うですとか、リニアの関係は大井川流域全体を考えれば関係ある、これは別あれは別では理解が得られないなどと発言されたと記されてされています。
また会議の終盤には、事務局を含めて県側の意見に対して、リニアについて一言入れるなりが必要ではないか、委員が言ったことをもう一度考えてほしいとまで言われてます。
なぜ頑なにその懸念を伝えなかったのですか。

(知事)
いいえ私はあの、そこに東電さんがいらっしゃるわけですからね。
リニア、あの、大井川水利調整協議会というのの最大の協議の相手は、東電さんとそれ以外です。それで国もそこにいるわけですね。ですから、その協議会における中身をですね、共有して、問題点を明らかにするというのは、その会議の目的で、それと同時にですね、2017年から2027年、2007年に最初に開かれ、最初に協議会が設定されたんですね、そして2017年のときもですね、結局東電からいかに水をこっちに戻していただくのかっていうのがポイントであって、リニアに対する懸念も当然あったと思いますけれども、この件は、トンネル工事と直接関係ありませんからね。

(記者)
だから私が聞いたのは、トンネル工事と関係ないのは重々承知だしそれ、そういう協議会の目的もわかるけれども、委員からはこのような意見が出ていたのに、あえて触れなかった理由を聞いているのであって、ちょっと今の答えだと僕は

(知事)
あえて触れてなかったというつもりはありません。
そういう意図的に触れなかったということは全くありません。
これはもちろん砂防局長がですね、全体を仕切ってるので、そのご判断に任せてきたということであります。
あえてそういうことをしてはいけないとか、これをしなさいとかと言ったことはありません。

(記者)
今話題になっていたルート選定の疑義ですけれども、難波理事が先般の県の専門部会の後の囲み取材で、ルート選定の疑義について、今そこを議論しても前に進まないというような趣旨を発言されていたように記憶しております。またルートで決定した直後2010年代前半だったと記憶してますけれども、知事自身はいわゆるバーターとして新幹線新駅を求めてますし、このことから察するに、その当時は少なくとも現ルートへの理解があったと思うんですけれども、このルートの話題を突然このタイミングで出すっていうのは、単にゴールポストを動かしてるだけとも受け取られかねないと思うんですけれども。

(知事)
バーターではありません。リニアがサービスを開始すれば、静岡県のひかりとこだまの本数が増えるというは当然であり、そして、この飛行場の下に

(記者)
ひかりとこだまの話なんかしてなくて、新幹線新駅の話です。

(知事)
そうです、その話をしてるわけです。したがって、新幹線新駅というのも、このテーマになりうるということで、葛西さんと実際に話をしてるわけですそれを。

(記者)
いや普通考えたら、こだまとひかりが、のぞみがリニアに移るから本数が増えるとなると、駅を増やしたら単に時間がかかるだけだと思うんですけど。

(知事)
それは違うでしょ。JR東海さんもそう考えています。

(記者)
いやいやだから、そもそもJRは新幹線新駅を考えてないんだから、考えるもへったくれもないでしょう。

(知事)
リニアが先だということですね。
リニアができて初めてそのサービスが開始されて、それでダイヤが変わるわけです。
これはいわゆるリダンダンシーといいますか、この現在の東海道新幹線のいわばサブシティアリーといいますか、その、補助のために作るわけですね、災害の観点からも含めて。ですからですね、もちろん他の別の目的もあります。すなわち大都市圏を作るという、これはその早く結ぶということでありますから、そうしますと、その今で一番早いのぞみよりも200キロぐらい時速がですね、高まるわけですね。従って、一つの県になると、そうすると、いわば、今のやつは急行と鈍行の既存の新幹線は、サービスになるというのは、これ普通に考えてJR東海さんもその考えであると、私はそう考えました。

(記者)
いやだから、だいたいこだまとひかりが鈍行機能に代替されるのはわかるんですけれども、それと新幹線新駅との結びつきは全くないと思いますけど。それはもうここで議論してもしょうがないと思うんで、いいんですけれども、先ほど申し上げた通り、難波理事がこのルート選定について、今そこを議論してもというような趣旨を発言されているわけですけれども、これは明らかに知事の考えとずれているんですけども、静岡県としては、何が真なんですか。どちらを我々は信じればいいんですか。

(知事)
ルートの変更はですね、今議論するべきじゃないでしょう。
今やってるのはですね、まずは流量が

(記者)
ルートの変更じゃなくてルート選定への疑義です。

(知事)
ありますよこれは。

(記者)
だからそれで副知事、当時の副知事は今そこを議論しても前に進まないというような主旨を囲みでされてたんです。そうすると、この知事の今やってる行動とそのときの、当時の副知事の発言との整合性がちょっとよくわからなくて、我々はどちらを信じれば良いんですかという話です。

(知事)
このルートの変更それ自体について議論をするべきではないというのは私も同じですね。何しろその47項目を全て解決するというのが県の基本方針ですから。
ですから、その基本方針でやってるというのは、県の一貫した同じ全て立場でやっているということです。

(記者)
よくわからないけど、いいです。

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Posted by しょうぞう力 at 12:43│Comments(0)
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